ホビット



ホビット・・・もといガンダルフを見に行ってきました。

ときは指輪三部作をかなりさかのぼって、60年前。ホビットの村にやってきたガンダルフのおじいちゃんに 巻き込まれてたいへん危険な旅に行くことになるホビットの物語です。
あながち間違っていません。

前作から60年前という設定ですが、役者さんは前作より年とってる・・・はずなのに相変わらずのガンダルフさんに、 ちょっとしか出てこなかったけど、相変わらず美しいイライジャのフロドでした。ちょっとしか出てなかったからかな、 前作よりもフロドが美しかった気がする。正面から見ると顎・・・・となるけどななめからのフロド本当に美しいと思います。

今作は邪竜によって滅ぼされた(占拠された?)ドワーフの王国を取り戻すお話。
ガンダルフじいさんが変わり者のホビット、ビルボの家に勝手にここが集合場所ねっていうマークをつけたものだから、 何も知らないビルボの家にドワーフがわらわらやってきます。ガンダルフぅ・・・。
王国を取り戻す危険な旅に、はじめは嫌がるビルボでしたが、内なる炎が燃え上がって冒険に参加することに。

この物語、登場人物というか、ドワーフが非常に多いです。
トーリン、オイン、グローイン、バーリン、ドワーリン、ドーリ、ノーリ、オーリ、フィーリ、キーリ、ビフール、ボフール、 ボンブール・・・はい、覚えられません。
ひとまずトーリン、フィーリ、キーリを覚えておけば問題なさそうです。ドワーフイケメン枠です。
チケット売り場で後ろに並んでいたお姉さんが「キーリとフィーリはイケメン枠だから死なないでしょ」と話していたので 間違いないです。トーリンは物語の核となるドワーフの王族です。
でもこれだけ人物がいても、見ているうちにだんだんと覚えていくから不思議です。もちろんはっきりと覚えていられるわけでは ないんですが、顔とか行動とか、なんとなくわかってくるのが面白かった。
そして出ました、スメアゴル。ゴラムゴラム、われらのゴラムー。
ゴラムが出てきたということはもちろん指輪です。指輪三部でゴラムが憎しみをこめて「ビルボ!ビルボ・バギンズ!」と 話していた因縁の謎がこの回でわかります。
でもビルボとゴラムのやりとりはシリアスっていうよりもゴラムの顔芸がなにもかもを持っていったのである意味必見です。 指輪三部作でもゴラムはなんだか好きなんですが、今作でもっと好きになったというか、なんか可愛かったです、ゴラム。


そして指輪物語、ホビット三部作でも語らずにはいられないのがガンダルフ。ガンダルフがでてくるだけで私テンションあがります。 それくらい好きですガンダルフ。なんやかんやでビルボを巻き添えにしちゃう強引さや、飄々としたところや、詰めが甘くて うっかりしちゃってるとことか、サルマンの話が長くて聞いてられないガンダルフとか、とにかくいいよね、ガンダルフ。
白の魔法使いになってストレートヘアーになったガンダルフより、やっぱり灰色のほわほわヘアーが好きだな。

相変わらず魔法よりも物理攻撃がすごいガンダルフですが、もう困ったときのガンダルフ感がすごかったです。 ピンチの時にはいつも現れてくれる白馬ならぬ、鷹にのった大爺様です。どんな物語でもガンダルフがひとりいれば死亡フラグを打ち消してくれると 思います。それくらいガンダルフのお助けモードすごかったです。

人によってはご都合主義、または「またガンダルフかよ!」と思うかもしれませんが、ファンタジーはご都合主義でもいいからハッピーに終わって ほしい私としては、ピンチにいつも打開策があるっていうのは好きな展開です。

ただこれ三部作の一部なんですね。私これ単品だとおもってたらまだまだあるのか・・・。
次回作で誰が生き残るのか不明ですが、これだけ人数いると誰かが欠けそうで怖いなぁ。なんやかんやでドワーフみんな好きなんだけどな。

あとこれ見たあとに指輪三部を見返すとまた違った発見やつながりがあって面白かったです。