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オズ


とある手品師がある日巨大な竜巻に巻き込まれて魔法の世界「オズ」に飛ばされてしまう。「オズ」と同じ名前であるオズは世界を「悪い魔女」から救う大魔法使いと勘違いされ、 「悪い魔女」退治へとむかうが・・・。


この映画は色彩がとても綺麗でした。原色使いの透明感ある世界観がまさに「ディズニー」で、夢の世界のようです。はじめはモノクロ調の「現実世界」から始まるので、 鮮やかな色彩のついた世界はより綺麗にうつりました。
映像美を楽しむのもありですが、私はなんといっても「陶器の少女」押し!!

とにかくこの陶器の少女が可愛いです。たまらないです。泣き虫でか弱い子かと思えば、オズの足にしがみついておいおい嘘泣きしながら「連れていってよおおおおわあああぁぁぁん」と 泣きさけび、いざ一緒に魔女退治いくことになったケロっとしちゃう、そんな小悪魔ちゃんです。陶器の少女という名前だけあって壊れ物注意な存在ですが、 ぴょんぴょんしながらオズに抱っこをおねだりしたり、一緒に寝てって部屋をのぞいてきたり、なんていうかなんていうか本当に可愛いな!!!
歩くたびに陶器が歩いている音してそんな走って足にひびが入らないかしらってドキドキしたけどその音も可愛いです。
ストーリーはオズが主人公らしからぬ女にだらしなさを発揮したり、金塊に目がくらんじゃったり、常に欲に忠実というかあっちにふらふら、こっちにふらふらで、どうもイライラして しまいます。

なんていうんでしょ、ヒーローらしからぬ人間臭さが「こいつ大丈夫か」と思わせます。あと俳優さんの胡散臭い笑顔がすっごいうまくて、笑顔なのに信用できない感が半端なかったです、主人公なのに!!

オズがほかの主人公と違う点は、自分の悪い部分をすごく自覚してて、自分が善い人間ではないとわかっているというか、そう信じているところでしょうか。
偉大なことをしたい、成し遂げたいという想いはあるものの、誰かを救うとか、自分に良いことができるとは思えなくて、いいことをするのに躊躇がある。自分のような人間なんて、って思って、 自分を嫌いな風にもとれました。

見終わったばかりは正直主人公像がどうにも好きになれなくて、うーん、微妙だったかなぁ、と思ったけど、よく考えてみると自分の悪い部分・ダメな部分ばかりを認めてて善い部分なんてないって 思っているのはすごく一般人らしくて、私もそんな人間だし、まわりにもそういった人はいっぱいいるなぁーと。そんな我々の側に近い主人公がヒロインや弱い存在の陶器の少女達と触れ合ううちに、 自分の善い部分を認めていくのって素敵なことじゃないかなぁーとおもいました。

最後は魔法使いじゃないオズが知恵を捻って魔女を退治する展開が面白かったな、と。本来なら圧倒的な力の差がある者が基点や知恵、またまわりの協力で敵を倒すって図式は昔から大好きです。 鋼の錬金術師の、主人公以外のモブ兵たちも力を合わせて一斉射撃して力を削ぐって展開も大好きでした。オズみててそんな展開を思い出した。

でもやっぱり本当は悪い魔女じゃなかったはずの魔女が、悪い魔女落ちしたのはどう考えてもオズが悪いのでオズにはたいそう反省してもらいたいなって思います。

最後は改心し、自分の中にある善い部分を受け入れた主人公。でも彼の浮気癖というか、女好きは多分治らないとおもうなー・・と。
ヒロインは苦労しそうです。